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神経内科(脳神経内科)

頭痛

頭痛は、誰もが経験したことがある一般的な疾患で、片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛が代表的なものです。片頭痛は、片側性、ズキンズキンとした拍動性頭痛で、悪心や嘔吐を伴うことがあり、重症例では日常生活に支障をきたします。緊張型頭痛は、ストレス・肩こり・運動不足など原因は様々です。群発性頭痛は、目玉をキリで刺される様な激しい頭痛で就労困難となり、若い男性に多いのが特徴です。処方薬剤が全く異なりますので専門医の診察が大切です。

片頭痛

片頭痛は高校生や20歳くらいまでに発症することが多く、還暦を過ぎる頃から軽減します。発作性の頭痛で、前兆のある片頭痛と前兆のない片頭痛があります。前兆は、目がちかちかする閃輝暗点、視野が狭くなる、光・音に敏感になる(光過敏・音カ過敏)、臭いが気になるなど様々です。前兆のない片頭痛は、首の張り、あくびなどの症状が現れることがあります。頭痛はズキンズキンした拍動性で左右差があります。悪心・嘔吐を伴い、光、音、体動などで悪化します。発作は、数日で止まりますが、生理随伴片頭痛では1週間持続する方もいます。重症例では欠勤する方もいますが、最近、抗CGRP抗体皮下注薬が使用可能となりました。当クリニックでは、総合内科専門医・神経内科専門医がおりますので対応可能です。予めご相談ください。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は両側性の痛みで、拍動性ではありません。肩こり、首の痛みがおこり、ストレスも関係します。運動・入浴で改善する方が多いです。

群発性頭痛

群発性頭痛は早朝や午前中に起こる極めて激しい頭痛です。群発地震の様に連続して起こることが多いので、この名称が付けられました。片側の目の奥がキリでえぐられるような痛みです。痛む側の目で涙が出たり、充血、鼻水・鼻づまりを伴うこともあります。群発頭痛は20~30代の比較的若年男性に多いのが特徴です。カルシウム拮抗薬やステロイドホルモンが著効します。

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